現在の日本の司法制度では警察の取調中被疑者には国選弁護人がつかず、起訴されてからのことになります。したがって刑事事件の容疑で警察に逮捕・拘留されると、孤立無援の状況に置かれることになります。
このような場合のために全国の弁護士会が当番弁護士制度を設けています。
当番弁護士制度とは、このような被疑者が弁護士会に「弁護人を頼みたい」と申し出れば、その時当番になっている弁護士が警察にかけつけ、被疑者の権利を守ってくれる制度です。家族や知人、友人が弁護士会に当番弁護士の派遣を要請することもできます。通訳が必要な場合はその旨も伝えてください。当番弁護士の接見を受けることによって刑事事件の基本的知識や流れを知り、不安や疑問を質問することができます。第一回目の接見は無料ですが、二回目以降は有料となります。引き続きその当番弁護士に弁護を希望する場合は私選の弁護人に選任することもできます。弁護士を選任する費用はケースによっても違いますので接見を受けた時に直接相談してみてください。また弁護士を選任するのが経済的に困難な人は法律扶助協会の「弁護士費用扶助制度」や、起訴後であれば国選弁護人制度があります。ケースによっては NGO 神戸外国人救援ネット(GQ-net)の「移住労働者人権裁判基金」の貸付けを受けられる可能性もあるので弁護士や外国人相談窓口に相談してみてください。
相談窓口には通訳者がいるため、日本語が話せなくても相談することができます。
[外国人相談窓口]
*NGO 神戸外国人救援ネット[GQ-net]
078-232-1290
対応言語:英語、中国語、韓国朝鮮語、スペイン語、ポルトガル語、日本語
相談日:水曜日午後2時〜8時、土曜日朝11時〜夕方5時
*神戸外国人支援センター[KFC]
078-731-6926
対応言語:ベトナム語、日本語
相談日:火〜金曜日の朝10時〜夕方4時30分