2014年度第5回番組審議会報告

11月26日(水)17:00~18:00 FMわぃわぃ会議室において、
2014年度第5回番組審議委員会を開催いたしました。

出席委員は、為岡務委員長、山本幸男委員、木辻清子委員、宮川清委員、増田匡委員、高木邦子委員。
欠席委員は、正岡健二委員、中村忠司委員。
放送従事者側は、平野由美子。

第5回審議番組は、「まこちゃんのご近所談義」
2014年11月8日(土) 16:00~16:30放送
パーソナリティ:三谷真さん
ミキサー・ディレクター:金千秋(FMわぃわぃ)

この番組は、毎月第2土曜日放送のトーク番組で、パーソナリティの三谷さんはとある大学の商学部教授です。主に、まちづくりや市民活動をされている方たちをゲストにお招きすることが多いです。
今回は、三谷さんが東日本大震災以降支援活動のために何度も訪れている岩手県釜石市只越商店街について、やはり何度も被災地のたくさんのまちを訪問して、只越地区もご存じのFMわぃわぃ、金さんとおしゃべりしています。

審議は概ね好評で、おふたりのコンビネーションが抜群で聴き易かったとのことでした。特に、金さんのツッコみが明るくて好きですとおっしゃる委員もいらっしゃいました。タイトルどおり「ご近所」のお話という力まない雰囲気が良かったそうです。

三谷さんをよくご存じの委員からは、被災地支援に継続して取り組まれていることの真摯さと、「ちょっとおしゃべりしてんねん」というゆるい話し方に、三谷さんの人となりをうかがい知ることができたとのご感想をいただきました。

しかし、「まこちゃん」を知らないリスナーへの配慮として、もっとパーソナリティ自身や番組趣旨の説明が必要ではないかとのご指摘もありました。

議事録はこちら

石巻から関西に移住しているご家族の会社の支援、お願いします!

「まちはイキイキきらめきタイム・木曜日」にレギュラー出演されている
武藤鈴子さんご家族が経営する「パプアニューギニア海産」が存亡の危機です。

海外協力派遣隊員の経歴を持つ旦那さまの武藤勝さんは、
途上国パプアニューギニアにて現地の生産者が搾取されない、
バナナエビ漁の方法を確立しました。
また、薬剤を使わない、安全で美味しい天然エビを日本で販売してきました。

そんななか、東日本大震災が発生。
石巻市の工場流され、借金を抱えながら関西で事業再建しました。
移住をしてしまったことで1円の義捐金も受けていません。

個人の皆さん
飲食店を経営されている皆さん

武藤さんご家族が経営する「パプアニューギニア海産」から
天然エビを購入いただきますよう、ご協力をお願いいたします。

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ムラピ山噴火4周年メモリアルイベント ~災害時のコミュニティの大切さを伝える

去る11月5日、ムラピ山噴火4周年メモリアルイベントが行われました。4年前のこの日、大きな噴火があり、私はちょうど、ムラピ山の西側にある町に出かけていたのですが、朝なのに暗くて、灰が音もなくさらさらと降り続いていたことを、今でも鮮明に覚えています。また、線路沿いの竹にも灰が厚くつもり、それが線路のほうにしなって、通行する電車に当たり、電車の中も灰だらけになっていました。ムラピ山麓の大勢の住人は避難を余儀なくされました。
このメモリアルイベントは、FMわぃわぃの現地カウンターパート、コンバインの前代表であり、FMわぃわぃの活動の良き協力者でもあるNiekeさんによって企画されたもので、ムラピ山の防災の知恵とコミュニティのつながりの大切さをジョグジャカルタの町の人たちに伝える目的で行われました。このイベントが行われたジョグジャカルタ北部の新興住宅地では、大学に近いため、多くの学生が部屋を間借りして住んでいますが、隣近所と全く交流のない人たちが多いそうです。

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FMYYは多くのボランティア・インターンに支えられています~~放送室で語られる事務所の様子!

KOBEながたスクランブル放送風景

11月22日のお昼の番組「KOBEながたスクランブル」
13時からのゲストコーナーには、10月から11月1か月間月曜日から金曜日まで、一緒に働いてくださった新長田にある職業訓練のアップ アスタ長田校の三人の女性たちと番組収録当日ボランティア51回目を達成された十分社会には貢献を尽くされた男性おひとり、この4人のトークで、事務所の様子が語られます。

KOBEながたスクランブル放送風景

中盤のコーナーでは、博識の内田さんによる「講義」を受ける形になりました。
テーマは、「この地名が危ない」地理学者楠原佑介著の本から「歴史を知る必要の重要性、昔の人の貴い知恵を見過ごしていないか!」という示唆に富んだものとなりました。

KOBEながたスクランブル放送風景

関西学院大学総合政策学部山中速人研究室の特別番組「目からウロコ」のウィキペディアのお話」

東京経済大学教授山田晴通さん

11月18日火曜日13時から、そして25日火曜日13時からの2回にわたって、関西学院大学総合政策学部山中速人研究室のお送りする「耳をすましてリスニング・トゲザー」は、特別番組として放送いたします。
連続して2回ご出演いただくのは、東京経済大学の山田晴通教授のお話です。
題して~「目からウロコ」のウィキペディア~
ウィキペディアは、みなさまもご存じのように便利な情報源です。
なにか知りたいことがあると、たいていの方はネット(たとえばグーグル)で、すぐに検索するでしょう。
すると、ウィキペディアの記事が上位でヒットされてきます。
ウィキペディアの記事を読むと、たいがいのことは書いてあります。
なんて便利なツールでしょう
しかし、どこまでその記事は、信用できるのか?
誰が書いているのか?知る人は少ないのが現状です。
日常的にウィキペディアを使ってはいても、その記事がどのように作られているのかを、知らない人がほとんどでしょう。
日本語版のウィキペディアで、唯一、実名を明かして管理人を引き受けているのが
今回放送に登場していただく山田晴通さん(東京経済大学教授)です。

その彼に、ウィキペディアがどのような仕組みを持ち、その記事がどのようにして作られ、どんな長所や弱点を抱えているかを語っていただきました。
じっくりとお聞きくださいませ。

11月15日は13時からのゲストコーナーは「ジョン・ラーべ 〜南京のシンドラー〜」の上映会お知らせ

KOBEながたスクランブル放送風景

今日の「KOBEながたスクランブル」のゲストコーナー「KOBEスクランブル交差点」には、「ジョン・ラーベ」の上映告知をしていただきます。
左から大阪大学大学院で、反日映画やジョン・ラーベについて研究されている永田喜嗣さん、中央は神戸映画サークル協議会の寺川繁憲さん、非核の政府を求める兵庫の会風呂本武敏さんです。
この映画は、バイエルン映画祭最優秀作品賞、他、多くの賞を受賞し、香川照之やARATAらが出演し、世界中で高い評価を受けながら、日本では未公開だった映画です。
「ジョン・ラーべ 〜南京のシンドラー〜」の神戸での上映会は以下の通りです。
南京事件を学ぶ映画と講演の集い
『ジョン・ラーベ~南京のシンドラー~』

日 時 2014年11月24日(月・振替休日)
    ①11:30-13:50 講演 13:50-14:50 ②15:10-17:30
前売り券1200 円 (当日1500 円)
 ※電話・FAX・メールにて事前申し込みされた方も前売り券と同じ1200円
会 場 KAVC ホール (神戸アートビレッジセンター)
     http://www.kavc.or.jp/map/
     神戸高速「新開地駅」東出口より徒歩約5分
     「JR 神戸駅」より徒歩約10分
     神戸市営地下鉄「湊川公園駅」より徒歩約15分
講 演 講 演 「ジョン・ラーベ、人と時代」
講演者 永田 喜嗣氏(ジョン・ラーベ研究家・大阪府立大学院生)

     ブログ『青空帝国』 http://blog.livedoor.jp/goldhagen-ikidane/
主 催 『ジョン・ラーベ~南京のシンドラー~』神戸上映実行委員会
    (非核の政府を求める兵庫の会、神戸映画サークル協議会、市民社会フォーラム、8/31現在)
※映画・講演の上映会に協力したいただける個人、団体を受付しています。

お申し込み・お問い合わせ先
 非核の政府を求める兵庫の会 shin-ok@doc-net.or.jp 電話078-393-1833 FAX078-393-1802

【『ジョン・ラーベ~南京のシンドラー~』】
 公式サイト http://johnrabe.jp/
 監督・脚本:フローリアン・ガレンベルガー
 出演者:ウルリッヒ・トゥクル(『セラフィーヌの庭』)
     ダニエル・ブリュール(『戦場のアリア』/『ラッシュ』)
     スティーヴ・ブシェミ、アンヌ・コンシニ
     香川照之、杉本哲太、柄本明、ARATA

 ジョン・ラーベ―彼はナチス党員だった。
 しかし1937年、日本軍による南京陥落を目前に、命がけの人道支援を決断する。

 日中戦争が始まって間もない 1937年12月。日本軍は中華民国(蒋介石)の首都南京へ侵攻し陥落させた。
首都機能はすでに重慶へ移転しており、数十万の市民と中国兵士、そして十数人の欧米人が南京に残留した。
残った欧米人たちは、迫りくる日本軍から市民を保護する為、南京安全区国際委員会を設立、
その委員長に選ばれたのがシーメンス南京支社長のジョン・ラーベだった…。
 本作品は、ラーベ と国際委員会メンバーの人道的活動を史実を基に描く。