2014年度第2回番組審議会報告

7月30日(水)17:00~18:00 FMわぃわぃ会議室において、
2014年度第2回番組審議委員会を開催いたしました。

出席委員は、為岡務委員長、正岡健二委員、山本幸男委員、木辻清子委員、宮川清委員、高木邦子委員、平川愛恵さん(中村忠司委員代理)。
欠席委員は、増田匡委員。
放送従事者側は、金千秋、平野由美子。

第2回審議番組は、「Afternoon ねね」 。
2014年7月10日(木) 16:00~17:00 放送。
パーソナリティ:八兵衛、もんちゃん、アキさん、タロウ、クンクン、わだかん、今ちゃん、大ちゃん、がんちゃん
ゲスト:濱田明展さん、濱田きよ子さん
応援:濱田治療院

この番組は、毎週木曜日放送の平均年齢70歳以上の人生のベテランパーソナリティたちがお送りするご長寿番組。
2クール前までは土曜日15:00~16:00の放送でしたが、担当者の要望により曜日・時間を変更、構成等にも工夫を凝らし再スタートを切りました。
ますます、ご長寿パワーで盛り上がりが期待できます。

今回はゲストに応援CM提供者でヘビーリスナーの濱田ご夫妻をお迎えしました。
内容も季節ネタ、東日本大震災と神戸のまちの復興に関する比較検証、クイズコーナー、生歌コーナーと賑やかな1時間でした。

審議は概ね好評。
FMわぃわぃならではの番組で、パーソナリティおひとりおひとりのお顔を浮かべながら楽しく聴くことができるとおっしゃる委員もいらっしゃいました。
しゃべり手が多いので、ミキサー担当者は苦労しているのではとの労いや、番組自体の良し悪しというよりも方向性が良い等、応援してくださる声が多かったです。

議事録はこちら

関西学院大学山中速人研究室発夏の特番「ヘイトスピーチをくり返す人々の意識と行動」

夏の特番番組案内「ヘイトスピーチをくり返す人々の意識と行動」

徳島大学樋口直人さん

ゲスト:樋口直人さん(徳島大学准教授)、

関西学院大学山中速人さん

聞き手:山中速人さん(関西学院大学教授、メディア・リテラシー)

関西学院大学吉野太郎さん、神戸コリアン教育文化センター金信鏞さん

聞き手:吉野太郎さん(関西学院大学講師、『科学・人間・社会』編集人)金信鏞さん(神戸コリアン教育文化センター)
司会:金千秋(FMYYプロデューサー)
放送日程:7月15日〜8月12日 毎週火曜日13時より5回連続。

 在日コリアンや中国人、日本に住む多くの外国籍市民たちに対する憎悪と攻撃を声高に叫ぶヘイトスピーチ。「殺せ!」「叩きだせ!」などの過激な表現が頻発。いったいどんな人々がヘイトスピーチを繰り返しているのだろう。理解し難い恐ろしい人たちなのか、常識を超えた凶暴な考えをいだいている人たちなのか。そんな疑問に答える番組です。樋口さんは、ヘイトスピーチ団体として有名な「在日特権を許さない市民の会」の有力活動家たちの多くを相手に、丁寧なインタビュー調査をおこない、かれらの活動の背景になっている考え方や行動の背景について、社会学の方法を駆使して分析研究しました。その成果は『日本型排外主義』(名古屋大学出版会)として発表され、大反響を得ました。
 樋口さんの分析によれば、排外主義運動の背後には、90年代以後に保守系論壇に頻繁に登場するようになった、国際関係の緊張にもとづく東アジア近隣諸国に対する攻撃的言論の存在があり、それらへの同調的意見がインターネットで広がっていく過程で、オリジナルの保守的な言論ですら、主張しないような攻撃的な主張に化けていった事実があるようです。
 また、これまでジャーナリズムでは、これらのヘイトスピーチ運動に参加する若者には、格差社会の拡大による社会不安や成功するマイノリティに対する反発があるといわれてきたのですが、それなりに安定した正社員層が多い活動家の実態をみる限り、そのような不安原因説は当てはまらない。むしろ、活動家たちは、それなりにしっかりとした合理性にもとづいた戦略や政治的効果を考えて行動している。しかし、理性的に戦略を立てているからといって、かれらの活動が理性的であるというわけではない。その思考の底にある、事実認識のゆがんだ歴史観や民主主義や人権を顧みない危険な思想は、病理的でですらある。つまり、病理的な人々ではなく、正常な人々の病理的な運動という問題が、ヘイトスピーチ運動を考える鍵になるとのことです。
 このような基本的な視点にたって、現在のヘイトスピーカーを縦横に分析した樋口直人さんのお話に、耳を傾けてみたいと思います。最近の日本は「かなり変!あぶない!」と思われるみなさま、必聴の番組です。

映画チケットプレゼントのお知らせ

皆様へ

遅い梅雨も明け、もう夏真っ盛りのこの頃、如何お過ごしでしょうか?
今回はピフレホールでの映画上映会ご招待券の案内です。

福山雅治主演・是枝裕和監督最新作
「そして父になる」

6年間育てた息子は、病院で取り違えられた他人の子だった。
家族に起きた(事件)を通して、その愛と絆を描いた衝撃の感動作。

人生で勝ち続けてきたエリートの良多(福山雅治)。ある日病院からの連絡で、6年間育てた息子は病院内で取り違えられた他人の夫婦の子供だったことが判明する。それぞれの形で、6年の歳月を抱きしめるふたつの家族は、血の繋がりか、共に過ごした時間か-究極の選択を迫られる。
今この時代に、愛、絆、家族とは何かを問う、感動のドラマ。

新長田勤労市民センター様よりこちらのご招待券を先着ペア二組四名様に差し上げます!

とき 2014.9/11(木)
   ①10:30 ②13:30 ③16:30(会場は各回とも30分前)

ところ ピフレホール
    兵庫県神戸市長田区若松町4-2-15(ピフレ新長田3階)
    *市営地下鉄・JR「新長田」駅すぐ南側

料金 大人800円 小学生~高校生・障害者500円
   *前売り券はありません。 
  *満席の際は入場を制限させていただくことがあります。

主催 (公財)神戸いきいき勤労財団
   NPO神戸100年映画祭

後援 長田区役所

ご希望の方は、8月8日(金)までFMわぃわぃ事務局にご連絡ください。
当選者の発表は発送をもってかえさせていただきます。

FAX: 078-736-2211
E-Mail: yy778@tcc117.org

「そして父になる」
http://soshitechichininaru.gaga.ne.jp/

7月26日土曜日お昼の「KOBEながたスクランブル」の13時からは鉄人広場からの電話中継

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極夏の鉄人広場での開催は、「全料飲フェア2014~阪神淡路20年 1.17は忘れない」
先週の今回開催主催団体、兵庫県喫茶飲食生活衛生同業組合林理事長、美除副理事と公益財団法人兵庫県生活衛生営業指導センター川久事務局長をおむかえしてお話していただきましたが、その現場へ、リポーターとしてはまのかずみが出かけ、受け手としてスタジオにはミキサーたまちゃん、パーソナリティ田村遊が対応しました。

鉄人広場

ビールのおいしい、かき氷の季節の似合う、鉄人広場です!

被災者が運営するメラピ火山噴火資料館、さらにワイドに!

【インドネシア・ジャワ島からレポート】たかとりコミュニティセンターには、地域の野田北部ふるさとネットが運営する阪神淡路大震災の震災資料室があります。ここメラピ山には、火山噴火で被災した住民達の手による火山噴火記念館があります。2010年の火山噴火によって大きな被害を受け、住宅の再建を禁じられているレッドゾーンと言われる地域に、そうした資料館があります。全壊をした家を展示場にして、地域の住民が持ち寄った噴火の被害を受けた生活用品が展示されています。

ジープやオフロードのバイクでレッドゾーンの地域を見て回る被災地ツアーが、2010年のメラピ山噴火後にコミュニティビジネスとして始まり、そのツアーの訪問地の一つに火山噴火記念館が組み込まれており、観光ハイシーズンの7月は海外からもたくさんの人達が訪れています。さらに、資料館を訪れる人達に火山噴火時の状況を伝える「語り部」もいます。

インドネシアでの活動が始まってから、数ヶ月に一回は火山噴火資料館を訪れて、運営している住民達と話をするのでうが、資料館は火山噴火の写真集や火山噴火をプリントしたTシャツなどを売っている屋台が拡張され、軽食がとれるカフェも大きくなっていました。たくさんの人達がジープで訪れるので、ビジネスとしてもそれなりなのかもしれません。そして、なんとなんと、最近、二つめの噴火資料館が別の住民によって開設されました。メラピ山に生きる人達は逞しいです。

来週7月26日土曜日@鉄人広場「全料飲フェア2014」阪神淡路20年~1.17は忘れない

2014全料飲フェア

2014年7月19日土曜日「KOBEながたスクランブル」13時からのコーナーは26日開催の「2014全料飲フェア」のお知らせです。

兵庫県川久さん理事長林さん副理事長美除さん

ご出演は兵庫県喫茶飲食生活衛生同業組合林理事長、美除副理事長、公益財団法人兵庫県生活衛生営業指導センター川久事務局長をおむかえしてお話していただきました。
http://www.crp-hyogo.com/article/100508104.html

兵庫県川久さん理事長林さん副理事長美除さん
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