アジア女性自立プロジェクト【AWEP Asian Womens Empowerment Project】

AWEPの設立背景

- ひとりのフィリピン人女性との出会いから −

アジアの中で女性たちがおかれてきた周辺的な地位や役割を見直し、女性の人権を確立したい。

日本とアジアの関係をジェンダー(性差による社会的役割の規範)からみると、さまざまな問題があります。 1970年代以降増えた「じゃぱゆきさん*」、[アジア人花嫁」、1990年ごろから話題になった日本人男性とフィリピン人女性の子どもたち「JFC(ジャパニーズ・フィリピノ・チルドレン)」のことなどです。
特に、日本人男性が子どもとその母親のフィリピン人女性を遺棄したことによって彼女たちに与えられる精神的、経済的、社会的問題が非常に大きくなりました。

これらの問題解決に取り組む女性グループは日本を含めアジア各地にできました。
1994年、私たちはフィリピン人女性の仕事作りに協力することで、問題の解決につなげようと活動を始めました。
そんな中1995年に起こった阪神淡路大震災は、私たちの活動の広がるきっかけとなり、在日アジア人女性たちからの援助を求める声に応じるため、地域に住む外国人女性の生活相談を始めました。
鷹取カトリック教会の敷地内にAWEP事務所を設けることができ、次第に地域のアジア出身の女性たちが事務所に集まるようになりました。

それぞれの生活領域で自分らしい生活を築くことができるように、またアジアの人々とお互いに理解しあえる関係を築くための活動が神戸で始まっています。

* 日本へ出稼ぎに来る女性たちを「じゃぱゆきさん」と呼んだのは、かつてアジア各地に出向いた日本女性たちが「からゆきさん」と呼ばれたことに由来します。

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